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株式会社北海道気象技術センター

BUSINESS 事業案内

観測・調査

気象調査のプロが調査の設計・調査までを行い、高品質なデータをご提供します。

  • 河川水文調査

    主な受注が、この「河川水文調査」です(顧客:北海道、開発局)。
    大雨洪水時の避難判断では、現地の雨量や河川水位データが重要。また水利用や水処理計画には河川流量データが必要です。このための観測・調査を、気象情報を活かして行います。

  • 気象調査

    気象庁『アメダス』のような観測所を設け、温湿度・風・雨量などについて、事業目的にあった観測設備の設計・設置から保守・解析まで行います。

  • 農業気象調査

    土地改良・作物生育のための特殊な調査も行います。

  • 冬季調査

    雪上車やスノーモービル、山スキーを活用して過酷な現場でも調査が可能です。

  • 航空気象観測通報

    道内8空港(稚内,紋別,女満別,中標津,釧路,帯広,旭川,函館)における、気象観測を気象台様から委託されています。専門知識のある職員による交代勤務体制です。

予測・研究開発

気象・水象に関わる知識を活かし、降雨量や今後の天気予測などを開発します。

  • 河川水位・雨量予測(HowCast 降雨・水位予測システム)

    7日間先までの河川水位および雨量の情報提供を行います。

  • 天気図解析・予測

    日々の天気図や今後の天気図を解析します。たとえば、気圧の GPVデータから今後予想される天気図を書き下ろすことで、現在の天気図から今後の低気圧進路状況を算出できます。またディープラーニング技術で過去と類似した天気図の抽出も可能です。

    • yyyy年mm月dd日hh時における3日間先までの低気圧進路予想

    • yyyy年mm月dd日(一番左上)と類似した天気図(第8位まで抽出)

  • 可搬型気象ドップラーレーダ (MRR) を用いた降雨・降雪観測

    持ち運びが容易なレーダ雨量計を活用し、災害現場等での降雨・降雪の観測を行います。

    • レーダ観測風景 (有珠山)

    • レーダ観測結果

  • カメラ画像を用いた河川の流速および流量の推定

    AI によりカメラ画像を解析し、輝度分布変化を伴う川の流れの速度と、断面形状を用いて計算される河川流量を推定します。

  • 災害データベースの作成

    過去に国道および道道で発生した様々な自然災害に関する情報をデータベース化し、今後起こりうる災害を気象状況から事前に素早く知ることができるシステムを開発しています。

発表・論文

  • 2024年

    タイトル 誌名・
    学会名等
    著者名
    2024 年冬期の留萌周辺や後志の大雪について - Polar Low と日本海側の大雪 - [pdf] Annual Report on Snow and Ice Studies in Hokkaido, No.43, 2024 松岡 直基、鶴巻 亮一、瀧谷 克幸、小林 利章
    中小河川を対象とした水位予測システムの開発 [pdf] 令和6年度 土木学会全国大会 鶴巻亮一、松岡直基、山田朋人
    Investigation of Road Visibility Conditions using Precipitation Intensity measured by Weather Radar during Winter Seasons. [pdf] Journal of the Eastern Asia Society for Transportation Studies Yuki NAKAMURA, Toru HAGIWARA, Sho TAKAHASHI, Yasuhiro NAGATA, Ryoichi TSURUMAKI, Naoki MATSUOKA
    2024 年冬期の留萌周辺の大雪について 日本雪氷学会北海道支部研究発表会 松岡直基、鶴巻亮一、瀧谷克幸、小林利章
    北海道の農地における USLE を用いた土壌流亡量評価と将来予測 [pdf] 農業農村工学会論文集 IDRE Journal No.318(92-1), pp.Ⅰ_119-Ⅰ_131 鵜木啓二、田中健二、松岡直基
    災害をもたらす線状降水帯の現在地 令和5年度 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 (特別セッション:気候変動脆弱地域における複合地盤災害のリスク評価に関する研究委員会) 松岡直基
  • 2023年

    タイトル 誌名・
    学会名等
    著者名
    土石流発生雨量監視のための可搬型気象ドップラーレーダを用いた観測的研究 [pdf] 有珠山次期噴火に想定される土砂災害の減災に資する技術の最前線 鶴巻亮一、 松岡直基、齋藤正美
    Investigation of Road Visibility Conditions using Precipitation Intensity measured by Weather Radar during Winter Seasons [pdf] The 15th International Conference of Eastern Asia Society for Transportation Y. Nakamura, T. Hagiwara, S. Takahashi, Y. Nagata, R. Tsurumaki, N. Matsuoka
    有珠⼭における⼟⽯流発⽣⾬量監視のための可搬型気象ドップラーレーダを⽤いた観測的研究 [pdf] ⽇本気象学会北海道⽀部 2023 年度第 1 回研究発表会 鶴巻亮一、 松岡直基、齋藤正美
    有珠山における土砂流を考慮した可搬型気象ドップラーレーダによる降雨観測の研究 [pdf] 令和5年度 砂防学会研究発表会 鶴巻亮一、 松岡直基
    XRAIN の降水強度と CCTV カメラの画像を用いた冬期道路の視界状況評価に関する研究[pdf] 土木学会論文集D3(土木計画学) 中村裕貴、 萩原亨、 永田泰浩、 高橋翔、 鶴巻亮一、 松岡 直基
    Investigation of Relationship between Weather Conditions and Visibility Conditions on the Road in Winter [pdf] TRB Annual Meeting Y. Nakamura, T. Hagiwara, Y. Nagata, S. Takahashi, R. Tsurumaki, N. Matsuoka
  • 2022年

    タイトル 誌名・
    学会名等
    著者名
    有珠山における可搬型気象ドップラーレーダーを活用した降雨観測の報告 [pdf] 令和4年度砂防学会北海道支部研究発表会 鶴巻亮一、 松岡直基、 小林利章、 金子徹、 瀧谷克幸、 藤吉康志
    Global Warming Effect and Adaptation for a Flooding Event at Motsukisamu River in Sapporo [pdf] SOLA, 18, 249-253 Y. Kanamori, M. Inatsu, R. Tsurumaki, N. Matsuoka, T. Hoshino, T. J. Yamada,
    北海道岩見沢における2020/21年冬期の降雪と積雪の特徴 [pdf] 雪氷、84、4、341-358 白川龍生、尾関俊浩、金田安弘、松岡直基
    2021-2022年 冬期の札幌都市圏における大雪について(2022 年度 北海道雪氷賞受賞) [pdf0] [pdf1] [pdf2] [pdf3] [pdf4] [pdf5] [pdf6] 北海道の雪氷、41、5-26 日本雪氷学会北海道支部 雪氷災害調査チーム
    道路吹雪災害の特徴とリスクマネジメントの方向性 [pdf] 自然災害科学S09、41、特別号、187-201 金田安弘、萩原亨、松岡直基、永田泰浩
    北海道における近年の土砂災害の気象的特徴と予測の現状 [pdf] 土木学会北海道支部令和3年度年次技術研究発表会 松岡直基、鶴巻亮一
    冬期道路の視界状況とXRAIN雨量データの降水強度の関係について [pdf] 土木学会北海道支部令和3年度年次技術研究発表会 中村裕貴、萩原亨、永田泰浩、高橋翔、鶴巻亮一、松岡直基
    XRAINの降水強度とCCTVカメラの画像を用いた冬期道路の視界状況評価に関する研究 [pdf] 第65回⼟⽊計画学研究発表会 中村裕貴、萩原亨、永田泰浩、高橋翔、鶴巻亮一、松岡直基
    北海道の地盤と防災 公益社団法人地盤工学会北海道支部、北海道の地盤災害と防災技術に関する研究員会編 松岡直基(第2章3項担当)
    気象情報の何を見て何に使うのか (株)プロテックエンジニアリング気象研修 松岡直基
    気候変動に適応するための気象情報 [pdf] 日本技術士会北海道本部防災委員会、第34回防災セミナー「気候変動下のグリーンインフラ」 松岡直基
    気象情報の何を見て何に使うのか(大雨対応) (株)太平洋セメント上磯工場安全企業研修 松岡直基
    可搬型気象ドップラーレーダーによる降雨観測の研究紹介 [pdf] (公社)砂防学会研究集会 有珠山次期噴火時の土砂災害シナリオ作成と効果的な減災技術手法についての総合研究、有珠山土砂災害減災技術研究会 鶴巻亮一、松岡直基、小林利章、金子徹、小倉勉、瀧谷克幸
    寄附分野における流域管理に資する河川水位予測の研究成果 [pdf] 北海道気象予測技術分野オンラインシンポジウム 鶴巻亮一
  • 2021年

    タイトル 誌名・
    学会名等
    著者名
    温暖化気候における望月寒川 (札幌市)の氾濫リスクの推定 [pdf] 日本気象学会2021年秋季全国大会 金盛友香、 稲津將、 鶴巻亮一、 星野剛、 山田朋人、 松岡直基、 佐藤陽祐
    最近の気候変動における十勝地方の農地防災研究
    -平成28年8月北海道激甚災害を被って-
    農地防災研究協議会(十勝) 松岡直基
    今後の北海道の気候変動とその影響 [pdf] 第40回地域産官学と技術士との合同セミナー、令和の北海道未来プロジェクト ~令和維新・北海道から日本・世界を変革する~ 松岡直基
    可搬型気象ドップラーレーダーを活用した土砂流発生場における降雨観測の研究 [pdf] 令和3年度砂防学会北海道支部研究発表会 鶴巻亮一、松岡直基、小倉勉、藤吉康志
  • 2020年

    タイトル 誌名・
    学会名等
    著者名
    地震による地すべり災害
    -2018年北海道胆振東部地震-
    「地震による地すべり災害」刊行委員会、北海道大学出版会 松岡直基(第2部3章担当)
    地震、降雨、融雪土砂災害時の気象と土壌雨量指数 [pdf] 気候変動脆弱地域における複合地盤災害リスク評価に関する研究委員会 松岡直基
    融雪土砂災害時の土壌雨量指数 気候変動脆弱地域における複合地盤災害リスク評価に関する研究委員会、土木学会北海道支部 松岡直基
    気候変動に伴う気象災害の激甚化と北海道農業への影響 帯広畜産大学農地環境保全学講義 松岡直基
  • 2019年

    タイトル 誌名・
    学会名等
    著者名
    Visibility Assessment Using Driving Video Images Recorded by Onboard Video Camera [pdf] TRB Annual Meeting Y. Nagata, T. Hagiwara, Y. Nakamura, Y. Kaneda, N. Matsuoka, K. Tanji
    北海道の気象と農業 JICA帯広2019年度(課題別)潅漑施設の維持・運営管理(B) 松岡直基
    気象災害と情報 日本技術士会北海道本部防災委員会水工部会 松岡直基
    胆振東部地震斜面崩壊への降水の影響について 砂防学会北海道支部ワークショップ 松岡直基、鶴巻亮一、小倉勉
    平成の北海道の気象災害を振り返って
    -予測できることとできないこと- [pdf]
    (公社)日本測量協会北海道支部主催「測量の日」特別講演会 松岡直基
    気象災害と情報
    -天気予報は気象災害を防げるのか-
    北大キャンパスで学ぶ市民講座、北国に見るインフラの新たな展望 -北の自然と人のロマン- 松岡直基
    降灰後の降雨による土石流・泥流の発生監視のための最先端気象観測 令和元年度土砂災害減災シンポジウム
    -有珠山2000年噴火に伴う土砂災害の対応から得られた経験知と今後の土砂災害減災のありかた-
    松岡直基
    平成の北海道の気象災害を振り返って 太平洋セメント生コン会道北支部経営者セミナー講演会 松岡直基